お客様作品集

部屋内壁面

作者 材料 仕上げ
Iさん
愛知県
壁材 杉赤無節102×12目透(ろ)
壁材 杉赤上小節102×12目透(ろ)
天井 杉白無節102×12目透(ろ)
ドイツ製自然塗料クリア
塗装

大工さん顔負けの丁寧な施工写真を頂きました。
Iさんは弊社もリンクさせて頂いておりますホームページ「DIYだらぼっち」の管理者さんでして、ページを見て頂ければ、写真の通りの立派な仕上がりもなるほどと、ご理解いただけるのではないでしょうか
写真と一緒に大変おほめ下さいましたコメントを頂きましたので、そのまま掲載させて頂こうと思います。
施工手順につきましては、Iさんがホームページ上にて詳しく説明されて居られますのでそちらをご参考にして下さい。

部屋内壁面01

正面壁ー赤味無節・左壁ー赤味上小節・床ータモ(以前にDIYでIさんが施工済み)
「無節の赤を張ってあります。今は、古い本箱を仮置きして有りますので壁が隠れてしまっていますが、全部完成した時は一番目立つ壁になります。送っていただいた羽目板のうち特に木目がきれいなものを選んで張りま した。」

部屋内壁面02

壁左ー赤上小節・壁右ー赤無節・天井ー白無節
「左の壁に上小節の赤を張りました。将来は作り付けの本棚を作る予定ですので、ほとんど本で隠れるところです。このため、無節でなく上小節を使いました。」

部屋内壁面03

天井ー白無節
「無節の白を張りました。非常にきれいで上品な感じになっています。吉野杉が最高級の杉だということが実感できます。」

部屋内壁面04

壁左右ともー赤無節・天井ー白無節
「無節の赤が張ってあります。いつも座っている目の前の壁になります。
さまざまな木目を見ていると落ち着きます。」

部屋内壁面05

「今までの日曜大工で、杉は一度使った事があります。車庫の外壁の一部(庭側)に自分で焼き杉に加工して張りました。この時の杉の印象は、割と安いけどあまり上等な材料ではないと思っていました。今回送っていただいたのは全く異なり、非常にきれいで上品な素材だと思い、杉に対する印象が大きく変わりました。難しかったのは、非常に傷が付きやすい事です。
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このため、注意していても貼ろうとする羽目板を張り上げた壁に接触させて傷をつける事が時々あり神経を使いました。
しかし、出来上がってみると、実に良い部屋になりました。」

最後に岡本から少しコメントさせていただきます、
Iさんは弊社の商品群のうち最も価格の高い商品をお使い下さいました、
よほど腕に自信をお持ちになり木材に対する思い入れも相当深いものを持っておられるのだと思います。
そんな方に大変お褒めいただき赤面の限りですが、よく考えますと私をお褒め下さったよりも、吉野杉をお褒め下さっておられるのだと、気が付きました。
吉野杉は、Iさんがお使い下さいましたような少し高価な部材にこそ、その真価をあらわします。上品さ高級感を求めるとまだまだ奥深いものが有り、従来は最高級な和室の部材として使用されて来まして、いわゆる銘木として一般の木材の流通とは違うルートで取引されてきた部材です。
しかし、最近は高級な和室の需要が極端に少なくなり、いわゆる高級な部材が行き場を無くしつつあります。和室に使われてきた部材が洋室に行き場を探している時代です。
色んな方々がIさんの様に様々な洋室の部材として使用価値を見出して下されば吉野材も生き返る道を見出すと思うのですが。