真ちゃん奮戦記

壁板施工

壁施工、1
壁板の貼り方には図の通り縦貼りと横貼りの2つの方法が有ります、どちらを選ぶかは施主様の好みによるのですが、今度の様なリフォームの場合には下地の構造により、どちらかを選ばねば成らない場合が有ります

今回の場合には(前出の写真の通り)間柱(縦使いの下地材)の間隔が胴縁(横使いの下地材)の間隔より狭かったので横貼りの方が適していると判断しました

壁板施工01

壁板の種類
壁板の選択肢には主に次のような要素が考えられます
1・樹種
2・節の多少
3・色の違い(特に杉の場合辺材部と心材部では全く色が違います)
4・加工形状(弊社の場合本実・目透・合决) 今回は予算の関係もあり 赤味一等(節有り)目透加工・ろ を使うことにしました

ここで加工方法の特徴について少し説明します
ー本実加工ー
組み合わせると板と板の間に隙間が出来ないので床板にはこの加工が用いられます
壁板の場合でも隙間に埃が溜まり難いのでこの加工を好まれる場合も有ります

-目透加工ー
組み合わせると板と板の間に隙間が空くのでアクセントに成るとして壁板としては好まれる場合が多いです、
弊社の場合(い)と(ろ)の2つのタイプが有ります、仕上げ面を見ると(い)は隙間がやや広くかどが角張っています
(ろ)はかどが丸みを帯びていて見た目に柔らかい感じを与えます

ー合决(あいじゃくり)-
板の両脇に切り欠きを入れただけの加工で表面から釘打ちをする必要が有りますが外壁のように上から確りと釘で固定する必要が有る場合によく使われます

壁板施工02

壁板施工2
下の図の青線が壁を剥がした部分です
最初に(イ)の部分を施工しました、壁板を横貼りする場合には、普通は下から貼っていくものなのですが、この部分は天井の廻り縁が残っていた(下の図)ので廻り縁の下の石膏ボードの隙間を利用して、その部分に最初の1枚目のオス実の部分を差し込んで取り付けました、
その為この部分は上から順番に貼ることになりました

壁板施工03

釘留めの方法
目透板を釘で留める場合には本実板の場合とは逆にメス実の出っ張った部分に釘を打ちます(下の図)
下地材に釘で留めると次の板を釘留めした板のメス実部分にはめて同じように釘留めします、
この作業を繰り返します

壁板施工04

下の写真は天井の廻縁の下に最初の壁板をさし入れた部分を写しています

壁板施工05

下の写真の通り、上の板のメス実に次の板のオス実をはめ込みます

壁板施工06

板が確りとはめ込まれたのを確認して下の写真の通りメス実の出っ張った部分を釘で固定します、
この場合注意しなければ成らないのは釘を打つ部分が非常に薄くて狭いのでかなり手加減をして施工しないと直ぐに実の部分を割ってしまう事です、
また釘打ちだけでは板が確りと固定しない場合には木工用ボンドで下地材の上に糊付けする場合も有ります

壁板施工07

壁板釘留めの手順(独自の判断に基づく手順で一般的な手順とは限りません)
今回は壁板の取り付けにもネジ釘を用いることにしました。
その理由として、失敗したときのやり直しが簡単であること・将来壁板を張り替えるときの取り外しが容易に思えたこと・本当は床板施工の弾みでネジ釘を一番に思いついただけなのかも知れません。

下の写真はネジ釘と電動ドライバーの写真です
ネジ釘のサイズは直径2㎜長さ16mmの物を用いました。これが理想的なサイズなのかどうかは断言できませんが直径はもう少し細い物があればもっと良いのかも分かりません。

道具はインパクトドライバーでは強すぎますので、電動ドライバーが必要です

壁板施工08

前回の壁板施工とは違い今回は壁の一番下の部分から施工しました、この貼り手順の方が楽 に施工出来るように思えます。
下の写真は一枚目を貼り終えた後二枚目の板をはめている所です、最初の板は下の図の通りなるだけオス実に近い部分で表面から釘留めをしました、表面に見える釘の部分は最後に巾木を取り付けて隠す予定です。

壁板施工09

はめ込んだ板は下の写真の通りメス実の部分で釘留めをします
下の写真のように板の両端に近い部分に釘を打ちますと大変割れやすいので、本当は出来るだけ端に近い部分を避けた方が良いと思います。

壁板施工10
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> 真ちゃん奮戦記 その8-押入れ天井-

真ちゃん奮戦記一覧

その1-一念発起-
その2-計画-
その3-現状-
その4-手順-
その5-床板施工-
その6-枠材-
その7-壁板施工-
その8-押入れ天井-
その9-入り口床板-
その10-仕上(巾木・隅木)-
その11-完成-